こんにちは、hokkyokunです。
本記事ではマネックス証券の「10年スクリーニング」を使って有望株を探索する方法を紹介します。
マネックス証券では、過去から未来にかけての企業の成長度合いから株を抽出することができます。
他の多くの証券会社にはできないもしくはできても一部（例えば経常利益の成長性は見れても売上の成長性は見れない）だけしか抽出できない場合があります。
マネックス証券有望株の見つけ方
点ではなく線で選ぶ
米国株を選ぶ方法はいくつかありますが、その中の一つに財務データを見て成長株や増配株を選ぶ方法が考えられます。
財務表を読めるようになるのは、大変なイメージがありますが、↓の本でそのイメージが変わりました。
以下は上記の本を読んで、学んだ成長株の探し方の要約です。
株価が今後成長するかどうかにおいて重要なのは「現時点での会社のデータ」ではありません。当たり前ですが、現時点での会社の評価はすでに株価に織り込まれれています。
「未来にかけて株価が成長するか」を見る必要があり、その一つの指標として「過去から現在にかけて売り上げや利益率が成長しているか」をきちんととらえておく必要があります。
現時点での会社のデータ＝点でとらえるのではなく、過去からの成長性＝線でとらえる必要があります。
マネックス証券は成長性からスクリーニング可能
全ての財務諸表を読み解いて成長株のある株を見つけるのは実質不可能なため、スクリーニングを使っていくことになりますが、
上記で見たような「過去から成長性」でスクリーニングできるツールを取り扱っている証券会社は意外にも多くはありません。
例えば、国内ネット証券でナンバーワンのSBI証券の株スクリーニングは以下のような機能です。
この中で成長性を見ることができる項目は「実績売上高変化率」「売上高営業利益率・変化率」「実績配当利回り変化率」「経常利益変化率」の４つです。
また、過去のデータも最大5年間までしか見てくれません。
一方で、マネックス証券では39項目でスクリーニングが可能で、過去データも10年間の規模で見ることができます。
マネックス証券での成長株のスクリーニングの方法
では、具体的にスクリーニングの方法を見ていきましょう。
証券会社のHPの構成はクセが強く、迷いやすいですが、マネックス証券はこのあたりの作りがうまく、簡単にアクセスできる仕組みを作ってくれています。
【ログイン画面】
まずログインすると以下のような画面になると思います。
画面右下に赤で囲っているところに注目してください。
「取引ツール起動」という項目があり、「銘柄スカウター米国株」のチェック項目があります。
これをクリックするとスクリーニング画面手前までのショートカットを作ることができます。
【外国株トップ画面】
「銘柄スカウター米国株」ショートカットをクリックすると以下の画面になります。
左下の「銘柄スカウター米国株」をクリックしてください
【銘柄スカウタートップ画面】
【10年スクリーニングトップ画面】
10年スクリーニングという画面に遷移できました。
ここから自分でスクリーニング条件を設定したり、デフォルト設定のスクリーニングで検索をしたりすることができます。
