こんにちはhokkyokunです。
VBAを学ぶことで
確実に業務は効率化し、余裕をもって仕事をすることができるようになります。
私はVBAを全く初心者から1年足らずで
VBAを学習し、業務効率化によって月50時間削ることができました。
VBA導入前は遅いときは11時頃まで仕事をしていたのに
今では8時まで残っている日は「遅くまでどうしたの?」と声をかけられるレベルになっています。
VBAはプログラミングをやったことがない人にとってはかなりハードルが高く
挫折する人も多いと思います。
VBA学習を始める一歩を踏み出したい、方におすすめの学習方法を紹介します。
無料で学ぶ
無料で学ぶには今の時代、たくさんのコンテンツがそろっています。
具体的にはブログやYouTubeがそれにあたります。
無料のメリット
①費用がかからない
当たり前ですが、費用は掛かりません(笑)
これの何がいいかというと、
躊躇する心理的壁がかなり低いことです。
失敗しても失うものは時間だけ。
そして多くの場合、
全くVBAがわからないとはならないでしょう。
(たとえばマクロの記録を使えるだけでも一歩上です。)
実質、失うものはあまりないと思います。
②準備無しで始められる
もし始めたいと思えば、
グーグルやYouTubeの検索で「VBA」と打つだけで始められます。
本当にその時、ちょっとその気になればすぐ始められます。
③逆引き辞書として効果が高い
特にブログ関連ですが
例えば「VBA 配列 追加方法」と打つだけで
配列の操作方法について解決することができます。
よく言うことですが、
プログラミングは覚えるのではなく、
わからないところを調べて理解できることが重要だったりします。
暗記はせず、調べるが鉄則です。
そういった意味ではブログは親和性が高いコンテンツです。
無料のデメリット
①内容が正しいor最新とは限らない。
ブロガーの端くれとしては耳が痛く、襟を正す思いですが。。
残念ながらブログ情報の中には間違っていたり、
情報が古いものも入っていたりします。
そういった情報と正しく新しい情報を見分ける力が必要となってきます。
おすすめはブログの検索1位~5位くらいまでは
一通り確認する癖を持つこと。
その中で情報がかぶっていれば
ひとまず大丈夫でしょう。
②習得に時間がかかる
個人的には最大のネックです
③網羅的に学習するには不向き
これまたブロガーの端くれとしてわかったことですが
何かを網羅的にまとめるって
とてつもなく、しんどい作業です。
一個一個の記事は良いコンテンツもたくさんありますが
VBAを一つのサイトでマスターできるというのはちょっと難しいかもしれません。
youtubeで学ぶ
私が初めてVBAを学習したときに見た動画です。
表の最終行の取得の仕方にめちゃくちゃ感動して
プログラミングって面白い!って思わせてくれた動画です。
私の心の師匠です(笑)
この方の動画を夢中で見て
この通りに請求書マクロを作ったのが私の初めてデスクトップツールです。
ブログで学ぶ
今でも見させていただいています。
ブログでここまで網羅的に情報をまとめているのは本当にすごい
こちらも辞書として文法をまとめていただけているので助かります。
個人的に好きなサイトの一つです。
具体的な事例が多いので、
ツールを作るときにかなり勉強させてもらっています。
SAMURAI ENGINEERさんはオンラインスクールです。
かなり格安で「質問」に力を入れているのが特徴です。
本で学ぶ
本のメリット
①体系的にまとまっている
一番のメリットはこれです。
私は最初Youtubeとブログで学習していましたが
初歩的な文法やお決まりの操作(例えば表全体の範囲を取得する方法とか)などは
なかなかブログだけだと情報がばらついていてうまく整理できません。
ブログが悪い、本がいいという話ではなく、
本は骨格だと思っています。
本は情報が体系的にまとまっており
一冊真剣にやればたいていのことは処理できるようになっています。
後はブログなどで知識を肉付けしていけば、
比較的早くレベルが上がると思います。
②内容がきちんとチェックされている
校閲や内容更新などがあり、
情報の精査が厳しいです。
内容を自分で判断する負担が少なく、
中身の吸収に集中できるのが良いです。
③比較的安価
高くても2~3000円程度なので
スクールに通うことを考えると
安価に習得できます。
本のデメリット
①動画で見ることができない
最近は動画付きの本も出ていますが、
多くの場合、本の内容の補完でしかなく、
コンテンツとしてはやはり紙面中心にならざるを得ないです。
②質問ができない
個人的にはこれが一番もどかしいです。
どうしてそういうコードになるのか
私自身、本を何度も読み返したことがあります。
結局わからず、
ブログを見たり、そんなものと無理やり納得したりした記憶があります。
おすすめ本
Excel マクロ&VBA [実践ビジネス入門講座]【完全版】 「マクロの基本」から「処理の自動化」まで使えるスキルが学べる本気の授業
正直、これ一冊でも十分戦えます。
私はこれを辞書代わりにひたすらこなして上達しました。
辞書といえば↓もおすすめです。
わからないところはすぐに調べられるので
一つ持っておくと便利です。
ある程度コードが作れるようになると
こちらを持っておくといいかもしれません。
最初はパラパラとめくって
「こういうこともできるのか」と引き出しを作っておいて
いざ、ツールを作るときの道具として使うことをお勧めします。
本はKindleでの購入がお勧め
もし特段、紙へのこだわりがなければKindleでの購入をお勧めします。
一番の理由は検索力です
特にプログラミング学習において
本は辞書として使うことをおすすめします。
Kindleをおすすめする理由は他にもあり、
まとめると以下の3つです。
紙は書き込めるメリットがありますが、
最近は電子書籍でも自由に書き込めるようになってきました。
プレミアムペン付きは高いので、
電子書籍機能のみであれば、↓がおすすめ
一番の売れ筋です。
また、しょっちゅうセールをやっています。
特にPythonなどプログラミング技術書は頻繁に安くなるので
よくセール中に買ったりします。
パソコン教室で学ぶ
パソコン教室のメリット
①質問できる
これが一番のメリットだと思います。
いろいろな学習方法がありますが、
講師と直接会って、その場で質問ができる唯一の方法といっていいと思います。
近年はオンラインスクールが流行りとなっていますが、
面と向かって会えるわけではなく、また、質問が後日回答となるケースもあるため
すぐに回答がもらえる環境はありがたいです。
②継続しやすい
人はもちろん、物理的に教室が存在するので
いい意味での緊張感も芽生えやすく、
教室に足を運ぶことで自然とモチベーションも上がりやすくなります。
約束があると気乗りしなくても
とりあえず行くって心理あると思います。
自主学習が苦手な方にはこの強制力が良い方向に働くと思われます。
③仲間ができる
学習は孤独な作業になりがちです。
また、VBA習得はゴールが明確にあるわけではありません
(資格はありますが、VBAの主目的は資格取得ではなく業務効率化のはずです)
いつ終わるのかわからない孤独なレースを一人で乗り切るのは
精神的に疲れるものです。
同じ境遇の人と同じ空間で過ごすことで一体感が生まれます。
おそらく価値観も似ているため、仲の良い仲間ができる可能性があります。
パソコン教室のデメリット
①費用が高い
スクールやカルキュラムの内容にもよりますが
10万円前後は見ておく必要があります。
本であれば1万円いくか行かないかで学習できるでしょう。
差額は9万円です。
質問ができる、モチベーションの維持がしやすいというオプションに
払う費用だと認識する必要があります。
②近くに教室がないと難しい
そもそも、通える距離にパソコン教室がないと
通うという選択肢すらとれません。
また、移動は時間も費用もかかります。
教室に通うためだけに出かけるのもおっくうに感じる人もいるでしょう。
これらを乗り越えて
学習に向かわなければいけません。
お勧めのパソコン教室
KENスクール
開校34年「個別指導」と「就職」を視野に入れた指導に定評があります。
「就職」という枠でとらえるなら市場価値のあるプログラミング言語の習得が必要です
VBAでは難しいというのが正直な感想です。
全国に校舎が新宿、池袋、横浜、北千住、名古屋、梅田、札幌にあります。
個別指導に定評があり、日程の決まったクラスは一部で
他は時間の指定がなく、通いやすいカルキュラムになっています。
また、校舎もその都度好きな校舎を選べるようで、
特に東京圏の方はそのときの都合で校舎を変えることができる点にも魅力があります。
また、自習室が備えられており、
受講生は自由にプログラミングができるようです。
学習系で最も重要な要素の一つが
学習するための快適な環境を得られるかです。
自宅ばかりで作業すると自ずとダレたり、
効率が悪くなったりするものですので、
こういった教室はうまく活用するとよいと思われます。
カリキュラム名 | 受講時間 | 受講期間 | 受講料 | おすすめの人 |
---|---|---|---|---|
VBA基礎 | 12時間 | 3か月 | 41,800円 (税込) | マクロ操作を身につけ、 作業効率があげたい方 マクロ操作とVBAの制御構文を 身につけたい方 |
Excel VBA初級 | 18時間 | 3か月 | 61,600円 (税込) | ユーザーフォームを活用し、入力処理、 検索処理を効率化されたい方 Excel VBAの基本的なマクロの記述と 読解するスキルを習得したい方 |
Excel VBA応用 | 12時間 | 3か月 | 48,400円 (税込) | 業務で使用するマクロを ご自身で作成されたい方 Excel VBAの高度なマクロの記述と 読解するスキルを習得したい方 |
Excel VBA講座 | 42時間 | 3か月 | 143,000円 (税込) | 業務で使用するマクロをご自身で 作成されたい方 Excel VBAの高度なマクロの記述と 読解するスキルを習得したい方 ユーザーフォームを活用し、入力処理、 検索処理を効率化されたい方 |
Excel VBA Basic ライセンスパック | 42時間 | 3か月 | 126,500円 (税込) | Excel VBA エキスパート Basic の取得を目指す方 Excel VBAの基礎文法を習得したい方 業務で使用している マクロのエラーを修正したい方 Wユーザーフォームを利用し、 入力処理を効率化されたい方 |
Excel VBA Standard ライセンスパック | 62時間 | 6か月 | 191,400円 (税込) | Excel VBA エキスパート Standard の取得を目指す方 業務で使用するマクロを ご自身で作成されたい方 Excel VBAの高度なマクロの記述と 読解するスキルを習得したい方 ユーザーフォームを活用し、入力処理、 検索処理を効率化されたい方 Excel基礎コースを終了された方、 または同等の知識がある方が 対象となります |
VBAスペシャリスト 養成クラウン取得コース | 112時間 | 6か月 | 344,300円 (税込) | VBAクラウンの取得を目指す方 Access VBAとExcel VBAの 高度なプログラミングを習得したい方 業務で使用するマクロを ご自身で作成されたい方 高度なSQLの記述力と読解力を 習得したい人 Access以外のデータベースとの 連携方法を習得したい人 |
こちらから資料請求が可能です
オンライン動画で学ぶ
オンライン動画メリット
①動画ならではの分りやすさ
本やブログなどテキスト媒体はどうしても解説が点と点になってしまい、
間の解説が抜けてしまいます。
特にプログラミングはちょっとしたショートカットキーの使い方や
エディターの使い方だけでもかなり参考になるので、
そういったところの勉強は動画ならではのメリットです。
②買い切り型が多く、無駄にならない
定額制ではないので、必要な分を必要なだけ買うことができます。
また一度買った動画は基本的に永続的に視聴可能なので
繰り返し学習したり、難しければ途中でやめて再度チャレンジも可能です。
③値段は比較的手ごろ
価格帯は2~3000円台もありますが、
数千円~1万円前後が比較的多いです。
講師は書籍を出すような有名な方も結構おられるので
パソコン教室に通う費用を10万前後とみると
コストパフォーマンスは高いと言えます。
オンライン動画のデメリット
①気楽に試せない
対抗馬としてはYouTubeなどの無料動画ですが、
YouTubeであれば内容が講師が合わなければ
デメリット無しにすぐやめることができますが、
オンライン動画は基本的に購入するまで確認することができません。
対策としては
サンプル動画やレジュメをしっかり作りこんでいる講師さんも
たくさんいるので、しっかり吟味しましょう。
②モチベーションを自分であげる必要がある
いつでもどこでも勉強でき、しかも期限がないため
誰からも咎められず簡単に後回しにすることができちゃいます。
しっかりと目標と期限を設けて
自分を律する強さが必要となります。
おすすめのオンライン動画
udemy
Udemyは世界最大のオンライン学習サービスを展開しており、
カテゴリーはウェブ開発、ビジネススキル、財務会計、デザイン、写真動画、趣味関連まで
213,000以上のコースから学びたいものを学びたい分だけ購入することができます。
価格帯も比較的安価(安ければ1000円台)で
受講動画の大部分を視聴するもしくはダウンロードしていない場合は
30日以内での返金も可能となっているので安心して学習できる環境が構築されています。
Udemyの欠点(長所でもありますが)は動画が星の数ほどあり、
どれを選べばいいかわからなくなる点です。
サンプル動画もあるのですが、動画を見て検討している間に時間が過ぎ、
勉強する時間が無くなるという、本末転倒の結果となります。
おすすめは講師から選ぶことです。
講師として実績のある方々をまとめました。
ぶっちゃけおすすめは?
正直、どれをおすすめするかですが、
これはその人の立場や使える時間、費用によります。
時間があるならYouTubeから
もし、時間を作ることができるのであれば
先ずはyoutubeで動画を見続けることをお勧めします。
動画であれば、具体的なことがわからなくても
何となくついていって、エクセルが自動で動くって感触を学ぶことができると思います。
私の学び方
ちなみに、私は最初にYoutubeから入りました。
そこから本を買い、ブログをたくさん見ました。
この方法では時間がかかるので
時間を確保することが最重要でした。
なので、先ずは
VBAの簡単なプログラムを作り、
上司にVBAの効果を認めてもらい、
会社の業務時間内にVBAを学習するチャンスをもらいました。
後は、業務時間中はひたすら実践でプログラムを作り続け
夜はipadでひたすらブログで学習し続けました。
休みの日は家にこもってプログラムを作り続けました。
自慢かつ自虐ですが、
1年間子育てと仕事と勉強以外何もしていませんでした。
お金で時間を買うという考え方
私はあまりお金をかけずに学習してきたほうかもしれません。
では、無料でいいのかということですが、
これは人によってはYESであり、NOでもあります。
正直無料だから気軽に始めれた側面もありますし、
家族や職場の理解があったため勉強する時間が確保できたのもよかったです。
ただ、時間効率は決して良くなかったです。
少し話が変わりますが、
今Pythonを学び、ブログの場で
コンテンツをPythonを使って日々作っていますが、
ガンガン有料コンテンツを買って吸収しています。
その方が時間効率が良いからです。
その人にたくさん時間がある(あるいは時間を無理やりでも作れる)なら
無料でも良質のコンテンツはたくさんあります。
一方で、無料の場合、
体系的にまとまっていなかったり、
わからないところを調べるために
一日かけたりと
無料学習は時間が非常にかかる学習法です。
有料コンテンツは確かに勇気のいる選択ですが、
時間を買うことで早く上達し、その分早くQOLを高めたり、
職場での評価を高めて、給与で回収したりと自己投資の範疇になります。
また、無料の場合、多くは孤独に学習することになりますが、
有料の場合は、仲間や講師とつながるチャンスが多くなります。
有料、無料いずれが良いかはその人が何を求めるかによって変わってきます。