API活用

【無料・登録なし】楽天APIを使って遊んでみよう

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こんにちは、hokkyokunです。

楽天APIを使ってみます。
基本的にはkeyの登録が必要ですが、ちょこっと試すだけなら登録しないでも簡単に試せるので少し遊んでみようと思います。

ちなみに、登録しようがしまいが、無料です。
楽天側からすると過度に使用しない限りできるだけ使ってもらって自社のサービスを宣伝してほしいということだと思いますので、どんどん使いましょう。

APIとは

APIってご存じですか。

APIは「Application Programming Interface」の略で、ソフトウェアやシステム間で情報をやり取りするための規則やプロトコルのセットです。APIを利用することで、異なるソフトウェアやサービスがスムーズに連携し、互いの機能を使いこなすことができます。

例えば、天気予報のアプリが特定の天気予報サービスのAPIを使用して、最新の天気データを取得し表示する、といった使い方があります。APIは、開発者が複雑なシステムの内部を詳細に理解することなく、その機能を利用できるようにするための「橋渡し」の役割を果たします。

chatGPT

本格的な理解は置いておいて、簡単に言うと

ほしい情報を通常我々がやっているようなクリックや文字入力の検索で得るのではなく、
プログラムやソフトウェアを通じて情報の授受を行うこと。

でよいかなと思います。

極端に言うと、インターネット情報はスクレイピングやPC自動化でデータを取得できるんですが、いちいちブラウザを立ち上げたり、htmlを解析したりして取得するので、相手側にも負担をかけるし、こちらも面倒なプログラムを作成しなければいけません。

専用の窓口を使うことで情報の受け渡しをスムーズに行うことができます。

楽天APIでできること

2023年12月2日時点の公式サイトの情報ですが、
以下の情報をAPIを叩いて取得することができます。

  • 楽天市場
  • 楽天ブックス
  • 楽天トラベル
  • 楽天ブックマーク
  • 楽天レシピ
  • 楽天Kobo
  • 楽天GORA

例えば楽天トラベルを使うと
あるエリアのホテルリストを取得し、特定の日付の最低料金をリストアップしたりできます。
また、空席状況なども取得できるので、旅行系の情報を取り扱い方はかなり重宝できると思います。

また、楽天市場では商品の価格動向を調べたりもできるので、
価格の監視やせどりを副業でやるような方にとっては使えるようになると効率はかなり上がりますよね。

ちょこっと試すだけならブラウザ上ですぐ使える

ローカルの環境でコードを作って試さなくても
ブラウザ上で簡単にAPIを使うことができます。

こちらの公式サイトから使えます。

実際に使い方を紹介しますので、
後でご自身で試してみてください。
おもしろいですよ。

ブラウザ上で実際に試してみる

簡単に試してみようと思います。

目標は楽天トラベルで東京駅周辺のホテルのリストと空席案内を取得してみます。

先ずは地区情報を取得

最初に東京駅周辺の地区情報を取得する必要があります。
楽天トラベルがどうカテゴライズしているかを調べる必要があるのですが、
「楽天トラベル地区コードAPI」を使って取得してみます。

左サイドバーから「楽天トラベル地区コードAPI」を選んで「送信:GET」をクリックするだけ

こんな感じでデータが取れました。
東京駅は
LargeClassCode:”japan”
middleClassCode:”tokyo”
smallClassCode:”tokyo”
smallClassCode:”A”
のようです。

施設情報を検索

得た地区情報から施設情報を検索します。

左のサイドバーから「楽天トラベル施設検索API」を選んで
パラメータを調整するだけです。

largeClassCodeからdetailClassCodeまで(上記の緑の枠全部)入力しないとうまく取得できませんでした。

しっかり特定しないとうまくいかない場合もあるので、注意してください

東京駅周辺のホテル情報を取得できました
334件取得できたみたいです。

次は同じエリアで空室のあるホテルをチェックしてみたいと思います。

空室をチェック

上記で検索した334件のうち、
チェックイン:2023年12月3日
チェックアウト:2023年12月4日
を調べてみます。

ちなみに検索したのは2023年12月2日なので、
一日先の空室を検索していることになります。

結果はこちらです。
334件中257件はまだ空室があるようですね。

ちなみに、○○円以下みたいな検索の仕方もできます。
10000円以下のホテルの空室を検索してみました。

プログラミングを学べば自動で取得できる

最初、慣れるまでは面倒でしたが、
慣れてくるとブラウザで検索するよりも早く結果が得られそうな感触があります。

ただ、これをいちいち手動でとって何かをするという人はいないでしょう。

プログラミングを覚えればこれらの情報を無料で簡単に取得できます。

例えば
Pythonを使って定期実行し、
空席の時間変化を追って、どのタイミングで予約をするのがお得か、あるいは取りやすいか

楽天市場のAPIを使えば任天堂スイッチの価格動向を調べて
安くなったタイミングで買うとか

もちろん、自分のためだけでなく
これらの情報を整理してビジネスにすることも考えられます。

というわけで
Pythonを使ってAPIを叩く記事を書いていこうと思いますので
よかったら見てください。

最初はとっつきにくいかもしれませんが、
慣れると魔法みたいに色々なことが可能になります。
未経験者もぜひチャレンジしてみてください。

プログラミング学習は独学でも学ぶことができます。
ただ、その場合は時間が多くかかることも事実です。

書籍や動画、プログラミングスクールなど有料コンテンツもたくさんあります。

お勧めは動画コンテンツでの学習です。
プログラミングは書籍だとPCの操作などでわかりにくいところもありますので
連続性のあるコンテンツの方が学習効率が高いです。

動画コンテンツはUdemy一択です。
Udemyの公式サイトはこちらです。

また、質問や相談できる環境を作ると学習効率や質はさらに上がります。
特に独学だと知識の範囲が偏りがちなので、知らないばかりに複雑なコードを書いてしまうことがよくあるので、聞ける環境を作るのはおすすめです。

SAMURAI TERAKOYAは
月額2980円で質問ができる環境を作ることができます。

この値段で人に質問できる環境ってなかなかない。
少なくとも私はこれ以外に知りません。

それくらい安いです。

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